IndicatorsIntermediateJune 4, 2025· 9 min read
MACD:1つの指標でトレンドとモメンタムを把握
MACDは2本の移動平均線を組み合わせ、トレンドの方向とモメンタムの強さを同時に示します。MACD線、シグナル線、ヒストグラムの読み方を学びましょう。
MACD (Moving Average Convergence Divergence) は2本の移動平均線の差を使ってトレンドとモメンタムを同時に示します。
MACDの3つの構成要素
| 構成要素 | 内容 | 表示方法 |
|---|---|---|
| MACD線 | EMA 12マイナスEMA 26 | 速い方の線 |
| シグナル線 | MACD線の9期EMA | 遅い方の平滑化線 |
| ヒストグラム | MACD線マイナスシグナル線 | 2線の乖離を示すバー |
MACDクロスオーバー
| クロスオーバー | 意味 |
|---|---|
| MACD線がシグナル線を上抜け | 強気——モメンタムが上向きにシフト |
| MACD線がシグナル線を下抜け | 弱気——モメンタムが下向きにシフト |
| MACDがゼロ線を上抜け | 大局的な上昇トレンド確認 |
| MACDがゼロ線を下抜け | 大局的な下降トレンド確認 |
ヒストグラムの縮小に注目
ヒストグラムのバーが短くなることは、現在の動きが勢いを失っていることの早期警告。MACDとシグナル線のクロスオーバーが起きる前に事前通知を与えてくれる。
弱気MACDダイバージェンスの例
株が1,500に上昇(MACD 8.5)。押し目後に1,580(新高値)に上昇したが、MACDは6.2にしか届かなかった。価格は高い;MACDは低い。間もなく下落に転じた。
Key Takeaways
- MACD = EMA 12マイナスEMA 26。シグナル線はMACDの9期EMA。
- MACD線がシグナル線を上抜け = 強気;下抜け = 弱気。
- ヒストグラムはMACDとシグナル線の乖離を示す——クロスオーバーに先行。
- MACDダイバージェンスはトレンド弱化の早期警告。
- MACDは遅行指標——トレンド確認に使用。